構造材の種類
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構造用製材 枠組み工法の骨になる部分。近年、日本の建築基準規制が緩和されJAS規格のものだけでなく カナダの 製材品が日本でも多く使用されるようになりました。壁の立枠材として2"x 4" や 2"x 6" (1" は約 25.40 mm)のスタッドを一般に使用しますがカンナ仕上げの結果、実際には 1.5"x 3.5" や 1.5"x 5.5" のサイズで販売されています。

北米では Spruce(スプルース), Pine(パイン), Fir(ファー)が構造材として一般に 使用されており特に指定が無い限りこの3種が混ざったまま出荷されます。 季節・カナダ国内の地域によってこの混ざり具合がまちまちですのでご了承下さい。
構造用TJI (Trus Joist Beam) エンジニアーが強度・耐久性・経済性・重量計算の総合点で優るものとして開発した建材です。 今まで在来工法で一般に使用されて来た材木を軽くして強度を増したもので、 更に取り付け・取り扱いが容易なことが特徴です。
構造用集成材 LLB (Laminated Lumber Beam)
木材を貼り合わせて作った集成材。強度に非常に優れており梁などに使用。

見た目が美しいことから故意に LLB を露出させたデザインの建物がポピュラーに なりつつある。
構造用集成材 LVL (Laminated Veneer Lumber) ベニヤ合板と誤解されがちですが用途・強度が全く異なります。 
合板は隣接する単板の繊維方向を90度ずらして貼り合わせてあるのに対して、 LVL 集成材は単板の繊維方向が同じ方向に接着されているため、接着層に平行な荷重に 対して合板より優れた強度性能を発揮します。 まぐさ・梁・根太 などに使用。
LVL 集成材を使用することによって構造により優れた強度が得られるため、空間をより広く 取った間取りが可能となります。
構造用集成材 PSL (Parallel Strand Lumber)
長くて細い繊維を圧縮して貼り合わせたものです。
構造用の柱や梁の代わりに使用します。
構造用合板 ゼロホルマリン合板を開発した COFI 製品をお届けします。
COFI は日本農林規格の定量試験方法に従って合板の ホルムアルデヒド 放散量を測定。 その結果 0.01ppm 未満であることが判明。これは JAS 規格値に示す最も安全な F1 の更に 50分の1以下であることから安全性が証明されています。健康を大切にした家造りに是非 ご利用下さい。

カナダから日本に輸出されている構造用合板は DFP(Douglas Fir Plywood) と CSP (Canadian Softwood Plywood) の2種類に分かれます。その中でも後者の CSP はカナダに生育する樹種のうち耐久性・強度性・防虫効果に優れるスプルースが 使用されています。
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